FORTUNA_Phoenixとは
ソフトの狙い
CAE 専門家の知識をパラメータ化し、 形状認識技術で読み取った形状に対してパラメータに適合したメッシュを自動生成することにより、 全自動で専門家相当のメッシュを誰でも自動で作成できるようにする
FORTUNA_Phoenixの効果
- 誰でも同じメッシュができる
- ルールを守ったメッシュが自動作成
- 昼夜無人で動くソフトロボット(FORTUNA_Phoenixが全自動処理)
機能概要
機能一覧
- メッシュ作成ルールが最適化されるカスタマイズとパラメータ設定
- 部品入替、スポット溶接モデル
搭載機能
メッシュ生成処理流れ
実行命令 | アセンブル分解 | 形状認識 | メッシュ生成 | 溶接部 | 部品入替 | レポート | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
HyperMesh | アセンブル入力 (板組含む) |
フィレット | タイムステップ キープ |
フィレット重なり考慮 | スポット位置 | 残エラー | |
スポット打点確認 | 穴 | フィレット稜線 移動 |
板組 | スポット情報 | |||
分解 | ビード | 衝撃波流れ 考慮 |
スポット打点 | ||||
フランジ | 四角メッシュ 優先 |
四角メッシュ優先 | |||||
他 | 一般エラー回避 | 一般エラー回避 | |||||
ANSAベース | スポット認識法 | 特殊形状 | フィレットと溶接部重なり優先順位 | ||||
異メッシュ流れ | ビード溶接 | ||||||
可能な範囲での関連付け | |||||||
AI開発予定 | 不具合CAD検索 | 形状認識とメッシュパターン追加 | |||||
ルールを逸脱したメッシュ部位の検出 |
フィレットメッシュ生成処理機能
- 最小要素長がキープ出来なくなった場合、周りの状況から検出された移動可能な端点を、自動的に移動させて、最小要素長を守ります。
フィレット稜線キープで要素生成の場合
①フィレット幅が十分ある場合
稜線節点移動は無し②フィレット幅がエラーの場合
狭すぎるので稜線節点を移動した例フィレットセンターキープで要素生成の場合
①フィレット幅が十分ある場合
②フィレット幅がエラーの場合
稜線節点移動は無し
狭すぎるので稜線節点を移動した例
狭すぎるので稜線節点を結合した例
溶接部メッシュ生成処理
標準機能:スポット溶接部
- メッシュ制御/アッセンブリ
- スポット溶接の打点/板組認識、シェルメッシュ制御、アッセンブリを標準機能で提供
HEXAで自動SPOT作成したイメージ
剛体等で自動SPOT作成したイメージ
カスタマイズ:ビード溶接部例
部品入替メッシュ生成処理
- 設計変更時の変更部品以外のメッシュを保持し、変更部品のみを切り出し、再度自動アセンブル
操作イメージ
FORTUNA_Phoenix の GUI の操作は3ステップのみで全自動にて結果を出力