LATONA_CASIAとは
ソフトの狙い
Ver3.0では、Altair Engineering 社様の HyperWorks または BETA CAE Systems 社様の ANSA ファイルを入力とし、投入された数十個の複数モデルを全自動で処理.精度の良いメッシュモデルを自動作成。
LATONA_CASIAの効果
- だれでも同じ結果が得られる
- 形状保持性
- 手修正の削減(エラー率概ね1~2%)
機能概要
機能一覧
- 入力CADの自動修正と最適化
- 高精度な中立メッシュの生成
- 形状認識による形状エラーの自動修正
- 複雑な形状の登録とカスタマイズ追加
- AIによる境界条件設定カスタマイズ
搭載機能
メッシュ生成処理流れ
各機能
処理モデルをLATONA_CASIAに読込だけで、各機能によって全自動処理を行う
入力CAD自動修正機能
- 入力CADの不具合自動修正
- 割れ:縫い合わす
- サーフス抜け:埋める
- 不要面の削除:面の重なり、浮いた面、形状生成に不要な面
中立メッシュ生成用データ取得機能
- 形状再現性の完成度を上げる方法を選べるよう、2種のソフトから選択可能
- メッシュ生成ソフトをHyperWorksとANSAから選択可能
- パラメータファイルでメッシュサイズ等設定変更可能
数十個の複数モデルを順次実行可能
- 実行ボタンを押すだけでGUIのリスト部にドラッグ&ドロップしたデータがなくなるまで自動実行
- 処理状況をパネルで確認
複雑な形状再現性に対する形状登録参照機能
- プリ登録されている基本形状
- 形状の登録カスタマイズ
メッシュエラー自動修正機能
- 最小要素エラーが出ないように分割設定
- 形状を守りながらエラーを最小化する為、形状境界線でのメッシュ幅の均一化を行う
板厚自動測定機能
- メッシュ上に再現したPID毎に板厚測定
その他
解析ソフトへの対応
LATONA_CASIAではWarpage、Skew、maxangleエラーを自動修正し、固有値解析(Optistruct)で解析が流れる処理結果を出力
対応している解析
- Sparse-Matrix Solver
- Direct Method
- Block Lanczos Eigenvalue Extraction
操作イメージ
LATONA_CASIAのGUIの操作は3ステップのみで全自動にて結果を出力
基本操作手順
下図の3つのファイルを準備する
※中立メッシュ生成用データ取得ソフト(HyperWorks or ANSA)はパラメータファイル内で設定
CADモデルを画像下の実行GUIに投入
パラメータ設定し自動実行
中立メッシュ生成用ソフト選択手順
- パラメータファイル内で該当ソフトを選択
- LATONA_CASIAのGUIで①で設定したパラメータを設定