インテグラル・テクノロジー株式会社

全自動高速中立メッシュ生成ソフト【LATONA_CASIA】

※2023年6月よりVer3.0にバージョンアップしています。

ENG

LATONA_CASIAとは

ソフトの狙い

Ver3.0では、Altair Engineering 社様の HyperWorks または BETA CAE Systems 社様の ANSA ファイルを入力とし、投入された数十個の複数モデルを全自動で処理.精度の良いメッシュモデルを自動作成。

LATONA_CASIAの効果

  • だれでも同じ結果が得られる
  • 形状保持性
  • 手修正の削減(エラー率概ね1~2%)

機能概要

機能一覧

  • 入力CADの自動修正と最適化
  • 高精度な中立メッシュの生成
  • 形状認識による形状エラーの自動修正
  • 複雑な形状の登録とカスタマイズ追加
  • AIによる境界条件設定カスタマイズ

搭載機能

メッシュ生成処理流れ

全自動機能は 設計者・専門家 業務に最適な機能
標準機能とカスタマイズ追加機能

各機能

処理モデルをLATONA_CASIAに読込だけで、各機能によって全自動処理を行う

入力CAD自動修正機能

  • 入力CADの不具合自動修正
    1. 割れ:縫い合わす
    2. サーフス抜け:埋める
    3. 不要面の削除:面の重なり、浮いた面、形状生成に不要な面

中立メッシュ生成用データ取得機能

  • 形状再現性の完成度を上げる方法を選べるよう、2種のソフトから選択可能
    1. メッシュ生成ソフトをHyperWorksとANSAから選択可能
    2. パラメータファイルでメッシュサイズ等設定変更可能
Midmesh生成
中立メッシュ生成用データ取得方法イメージ画像

数十個の複数モデルを順次実行可能

  • 実行ボタンを押すだけでGUIのリスト部にドラッグ&ドロップしたデータがなくなるまで自動実行
  • 処理状況をパネルで確認
メッシュフロー制御
実行イメージ

複雑な形状再現性に対する形状登録参照機能

  • プリ登録されている基本形状
  • 形状の登録カスタマイズ
登録形状のイメージ
登録形状のイメージ

メッシュエラー自動修正機能

  • 最小要素エラーが出ないように分割設定
  • 形状を守りながらエラーを最小化する為、形状境界線でのメッシュ幅の均一化を行う
円筒分割制御例
円筒分割制御例

板厚自動測定機能

  • メッシュ上に再現したPID毎に板厚測定
肉厚測定

その他

解析ソフトへの対応

LATONA_CASIAではWarpage、Skew、maxangleエラーを自動修正し、固有値解析(Optistruct)で解析が流れる処理結果を出力

対応している解析

  • Sparse-Matrix Solver
  • Direct Method
  • Block Lanczos Eigenvalue Extraction

操作イメージ

LATONA_CASIAのGUIの操作は3ステップのみで全自動にて結果を出力

基本操作手順

下図の3つのファイルを準備する

※中立メッシュ生成用データ取得ソフト(HyperWorks or ANSA)はパラメータファイル内で設定

①CADモデル ②要素品質 ファイル ③コントロール ファイル
CADモデルを画像下の実行GUIに投入
パラメータ設定し自動実行
要素品質 ファイル 最小要素長 最大要素長 アスペクト比etc. コントロール ファイル フィレットメッシュの規則 最大板厚値etc.

中立メッシュ生成用ソフト選択手順

  1. パラメータファイル内で該当ソフトを選択 ソフト選択
  2. LATONA_CASIAのGUIで①で設定したパラメータを設定
GUI画像
LATONA_CASIA GUI画面 イメージ画像