SHINRAとは
構造物を構成するサーフェスの連続性と特性を特徴量とする高速3次元AIソフト
対応ソフト
- Altair Engineering社様のHyperWorks
- Siemens社様のNX(Ver3での対応となります。カスタマイズが必要となります)
ソフト概要
SHINRAの機能
- よく似た形状検索
- 形状データベースよりよく似た形状を検出
- 特徴部位の抽出
- CAE計算で必要となる境界条件部位とか、アセンブルの結合部位を検出します
- カスタマイズ
- お客様の様々なニーズにマッチするようにカスタマイズさせていただきます
ソフト構成
- SHINRA_Labeler:形状認識による名前づけ
- SHINRA_Training:学習器作成
- SHINRA_Estimate:サーフェスの形状予測
- SHINRA_Converter:カスタマイズ
搭載機能
処理流れ
類似度検索の流れと検索イメージ

モデル入力後、検索結果取得まで自動
形状データベースは設定したタイミングで自動更新
SHINRAによる部位形状認識の流れとアセンブル事例

Converter のカスタマイズでは、面取り除去やサーフェスのトリムなど、様々なニーズに対応
その他
認識事例
アルミダイキャスト製品の境界条件設定
- サーフェスを燃焼室、冷却室、油道、ウォータージャケット等に分類
- 形状認識後のカスタマイズ処理(面取り除去、サーフェスのトリム)の実績もあり
樹脂部分の認識
- サーフェスを母材、フィレット、端部、リブ等に分類
ネジ穴の検出
- ネジ穴と穴に刺さっているネジを認識
不具合形状検出
- メッシュ作成において不具合が生じるサーフェスを認識
AI認識の使用例
- 段差を AI で認識し、中立面メッシュ生成等で段差を反映させる

特徴量の計算
特徴量の計算は下記①②式による
3次元形状 = ∑ ( 面i + 結合方程式i j)①
①式より数列を得る。このとき、結合方程式は②で表現
結合方程式=辺に対する繋がり(角度) + 点に関する繋がり(角度)②
