インテグラル・テクノロジー株式会社

三次元形状認識AIソフト【SHINRA】

※2023年10月よりVer3.0にバージョンアップ

目次

SHINRAとは

構造物を構成するサーフェスの連続性と特性を特徴量とする高速3次元AIソフト

対応ソフト

ソフト概要

SHINRAの機能

よく似た形状検索
形状データベースよりよく似た形状を検出
特徴部位の抽出
CAE計算で必要となる境界条件部位とか、アセンブルの結合部位を検出します
カスタマイズ
お客様の様々なニーズにマッチするようにカスタマイズさせていただきます

ソフト構成

  1. SHINRA_Labeler:形状認識による名前づけ
  2. SHINRA_Training:学習器作成
  3. SHINRA_Estimate:サーフェスの形状予測
  4. SHINRA_Converter:カスタマイズ

搭載機能

処理流れ

類似度検索の流れと検索イメージ

類似度検索と流れと検索イメージ

モデル入力後、検索結果取得まで自動
形状データベースは設定したタイミングで自動更新

SHINRAによる部位形状認識の流れとアセンブル事例

SHINRAによる部位形状認識の流れとアセンブル事例

Converter のカスタマイズでは、面取り除去やサーフェスのトリムなど、様々なニーズに対応

その他

認識事例

アルミダイキャスト製品の境界条件設定

  • サーフェスを燃焼室、冷却室、油道、ウォータージャケット等に分類
  • 形状認識後のカスタマイズ処理(面取り除去、サーフェスのトリム)の実績もあり

樹脂部分の認識

  • サーフェスを母材、フィレット、端部、リブ等に分類

ネジ穴の検出

  • ネジ穴と穴に刺さっているネジを認識

不具合形状検出

  • メッシュ作成において不具合が生じるサーフェスを認識

AI認識の使用例

  • 段差を AI で認識し、中立面メッシュ生成等で段差を反映させる
段差認識

特徴量の計算

特徴量の計算は下記①②式による

3次元形状 = ∑ ( 面i + 結合方程式i j)

①式より数列を得る。このとき、結合方程式は②で表現

結合方程式=辺に対する繋がり(角度) + 点に関する繋がり(角度)

特徴量の計算